引越し費用(2人暮らし・3人家族)の相場は?繁忙期の4月と他の月の相場の違いも

引越し業者のトラックと作業員のイラスト画像 引越し

引越し費用の相場がわからず悩む夫婦と家族の画像

引っ越しをする時期によって費用が大きく変わることがあります。

引越し業界にとっていわゆる繁忙期とそれ以外の時期(閑散期)では全体の費用相場に差が出てくるんです。

今回は2人暮らしと3人家族の引越し費用の相場を紹介します。

後半では繁忙期である4月とその他の月での相場の違いについて触れてみました。

1.引越し費用(2人暮らし・3人家族)の相場は?

引越し費用の相場を、2人暮らしと3人家族に分けて見ていきましょう。

①2人暮らしの引越し費用相場

二人暮らしの引越し費用がわかって喜ぶ夫婦の画像

引越し費用は季節(月ごと)による金額差と、引越しする距離の長さによる金額差があります。

(1)季節による金額差

引越し費用の2人暮らしの相場推移のグラフを確認しましょう。

二人暮らしの引越し費用推移グラフの画像

グラフから、2人暮らしの引越し費用の相場は2月が5万円前後で最安です。

次いで5月と10月が6万円となっていますね。

11月と12月は年末で、引越し件数は少ない時期ですが費用が高くなっていますね。

まとめると、

  • 3月・4月・11月・12月は高い
  • 2月・5月・10月は安い

ということになります。

(2)引越しする距離による金額差

引越しする距離による費用の相場変化をグラフにまとめました。

二人暮らしの引越し費用の距離による違いのグラフ画像

グラフを見ると、50kmを堺にぐんと金額が違っていますね。

移動距離50kmというと、県をまたぐ移動となる事が多いです。

その際、高速道路を使ったり移動時間が長くなることによるコスト増があるためですね。

荷物の量によっても費用の違いが出ますので、引越し業者を検討する際には必ず事前に見積もりを取るようにしてください。

複数の業者から見積もりを取るのが基本です。

競合させることによって値段を下げることができます。

②3人家族の引越し費用相場

引越費用の相場がわかって喜ぶ3人家族のイラスト画像

3人家族の引越しも時期による費用相場の金額差と、引越しする距離による金額差があります。

(1)時期による金額差

3人家族の引越し費用相場の推移グラフを確認しましょう。

3人家族の引越し費用推移グラフの画像

グラフから、3月と4月が突出して高くなっているものの、3人家族の引越しでは2人暮らしのケースよりも時期による費用の差が少ない傾向がありますね。

2月の引越し費用相場が高いのが特徴です。

3人家族は4月の入学式や仕事始めに備えてより早くから引っ越しなどの準備を始める家が多いと言えますね。

6月が安くなっているのは、2人暮らしの引越しが増えるのに対して、3人家族では6月の引越しを避ける傾向があるからです。

まとめると、3人家族の引越し費用相場は

  • 3月・3月・4月・12月は高い
  • 6月は安い

となります。

(2)引越しする距離による金額差

引越しの距離の違いによる金額差をグラフで確認しましょう。

3人家族の引越し費用の距離による違いのグラフ画像

3人家族の引越し費用も、2人暮らしと同様に50kmを堺に相場が大きく上がっています。

理由は、高速道路の利用や燃料費、所要時間の増加によるコスト増ですね。

3人家族の構成は、

  • 夫婦と小さい子供
  • 夫婦と片方の親
  • 老夫婦と成人した子供

などの組み合わせがあります。

組み合わせによっては引越しで運ぶ荷物の量が変わってきますね。

そのため、ここで紹介した引越し費用がそのままあなたのケースに当てはまらない可能性もあります。

実際の引越しに際しては事前に引越し業者から見積もりを取るようにしてくださいね。

複数の業者から見積もりを取ることで競合による値段交渉をすることも可能です。

2.引越し費用の繁忙期の4月と他の月の相場の違い

引越し費用を説明する業者のイラスト画像

上で紹介したとおり、引越し費用は繁忙期とその他の時期ではだいぶ差が出ていますね。

引越し費用年間推移複合板の画像

グラフで分かる通り、4月より3月の方がより引越し費用の相場が高いことがわかります。

4月には学生の入学式や社会人の入社式・仕事の年度始めがあります。

3月のうちに引越しを済ませたい人が多いということがいえます。

また、4月も引越し費用相場が高くなっているのは、前半に3月に間に合わなかった人たちの引越しがずれ込んでいるためですね。

4月の後半には相場は落ち着いていて、通年の平均値くらいになります。

10月にも引越し費用相場が上がっていますが、10月に社会人の人事異動による転勤が多いためです。

人の動きが多い時期に引越しが集中することで相場が上がるんですね。

では、なぜ引越し件数が増えると価格が上がるんでしょうか?

「儲かってるんだから値段を下げてくれればいいのに」と感じますよね。

しかし引越し業者からすると、値段が高くても限られた人員とトラックをフル回転しても足りないほど仕事が入ってくるので、下げる必要が無いわけです。

また、繁忙期ではない時期(閑散期)には値段を下げないと仕事が減ってしまうので、トータルでバランスをとる必要があります。

仕事がなくても人件費はかかりますもんね。

そのため、繁忙期である3月と4月、10月は引越し費用相場が上がり、それ以外の月は下がるということです。
 


 
[st-kaiwa1]以上、今回は引越し費用の相場と、時期による相場の違いについて紹介しました。

色んな理由で引っ越しをすると思いますが、可能であれば費用相場が下がっている時期を見計らって引越しをされると費用を抑えることができます。

もし、2人暮らしだけどすごく荷物が少ない場合や、少しだけ荷物が入り切らなくて困っている場合には「単身パック」を利用することで安く引越しが出来ることがあります。

【関連記事】
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では、参考にしていただいて公開のない引越しをしてください(^^)[/st-kaiwa1]

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