引越し見積もりの複数業者の訪問時間はずらすべき?電話での断り方は?

引越し業者が複数同時訪問見積もりに参加する画像 引越し

引越し業者が複数同時訪問見積もりに参加する画像

引越し見積もり比較サイトを利用すると、複数の引越し業者が訪問見積もりに来ます。

現場確認や打ち合わせの意味合いもある訪問見積もり。

1時間程度ですが、何度もこなすとなると大変です。

できることなら全部一緒に来てもらって同時に見てもらえたら楽ですよね。

しかし、業者同士をバッティングさせるのってどうなんでしょうか?

業者にとって気まずいから嫌でしょうか?気になりますよね。

そこで今回は、引越し見積もりの複数業者の訪問時間はずらすべきなのか、ということを掘り下げてみます。

後半では断りの連絡をする方法も紹介します。

1.引越し見積もりの複数業者の訪問時間はずらすべき?

引越し見積もり比較サイトを利用して複数の業者に一括請求すると、複数の引越し業者が訪問見積もりをすることになります。

その際、依頼した複数の業者を同時に読んで、一度に訪問見積もりを終わらせることはできるんでしょうか?

あるいはタイミングをずらすべきなんでしょうか?

結論からいうと、同時訪問見積もりはやめたほうが良いですね。

日にちか時間をずらすべきです。

1時間程度ずらせば安心です。

ただし、複数業者に同時に訪問してもらうこと自体は可能なんですよ。

①引越し業者は複数同席を気にしない!対応スキルが問題

ほとんどの業者は特に複数同席を気にしません。むしろそれを歓迎する業者もいます。

ですが実際問題、例えば5社同時に来てもらったとしても、各社個別のアピール(営業)方法がありますから、順番に説明していくわけです。

通常なら1時間で終わる訪問見積もりも、5社もいたら2〜3時間はかかると思ったほうが良いです。

時間がかかるのは仕方ないとしても、5社の説明を立て続けに聞いて全て理解して後で吟味できるでしょうか?

どの話がどの会社のものだったかわからなくなりますよね。

最初はメモを取っていたとしても、疲れてくるとどれも同じような内容に思えてしまうので、最終的には「全部同じだった」という印象しか残りません。

5社のうち1社を選び、引越し当日になって何か思い違いがあった場合はトラブルの原因になります。

それぞれの話をキチンと集中して聞けないと、後で追加料金が発生したり、運んでもらえない物が出たりして「こんなはずじゃなかった!」ということになってしまいますから、複数同時は避けたほうが良いです。

私は以前、3社に同時に来てもらったことがありますが、1社の対応をしている時に他の業者を待たせてしまっていたのが気まずくなり、しっかり話を聞くことができませんでした。

一度に終わらせてしまいたい気持ちは分かりますが、短くても30分~1時間くらいは時間をずらすことをおすすめします。

 

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②複数同時訪問見積もりに「お断り見積もり」のリスク

お断り見積もりの画像

引越し業者の複数同時訪問見積もりをした場合、あなたの対応が悪かったり、少しでも不信感を持たれると、すごく高い見積もりが出てきます。

いわゆる「お断り見積もり」です。

結果、もし全ての業者がお断り見積もりを出してきたら、せっかく一括見積もりサイトを利用した意味がないですよね。

また改めて違う一括見積もりサイトを利用しようとしても、見積り依頼が届く業者は重複してしまう可能性が高いです。

時間が無駄になってしまうし、それよりも、気に入った業者に依頼すること自体できなくなってしまいます。

そうならないためにも、きちんと一社ごと時間を分けてしっかり話を聞く&相談をする方が無難です。

訪問見積もりは、引越日までに何をすべきかを打ち合わせる場でもあります。

また同時に、引越し当日の段取りのための打ち合わせでもあるんです。

注文住宅の営業マンは何度も打ち合わせに足を運んでくれますが、引越し業者の営業マンは訪問見積もり以降は二度と来てくれません。

一つの引越し案件に二度訪問していては仕事にならないからです。

そのあたりも考慮して、訪問見積もり時の営業マンとの会話は大切にしてください。

2.引越し業者の断り方は?

電話で断り連絡する画像

訪問見積もりの結果、1社を選んだら他社にはお断りを入れる必要があります。

断る連絡ってちょっと嫌ですよね。できればしたくありません。

しかも、他社で決めたというと大抵の引越し営業マンはひっくり返そうとして再訪問したり粘ることもあります。

1社であれば毅然と断りきれると思いますが、4社も粘られたらキツイですよね^^;

他社に決めた場合の断り方には、以下の3つの方法があります。

①営業マンの携帯ではなく事務所に電話する
②別の理由を作る
③他人に任せる

 
①はともかく、②と③は「人として大丈夫?」と思ってしまうような方法ですが、引越しを断る際の基本的な手法なんです。

順番に説明していきます。

①営業マンの携帯ではなく事務所に電話する

営業マンの携帯に電話で断りの電話を入れると詳しく理由を聞かれたり、ひっくり返そうと頑張って粘るので面倒です。

そこで携帯ではなく事務所に電話するという方法があります。

事務所の電話には事務の女性が出る事が多く、断りの話も間髪入れずに了承してくれるのでおすすめです。

引越し業者の営業マンは日中はほとんど外出していますから、断りの電話入れるのは昼間が良いですね。

②別の理由を作る

向こうから電話が来てしまった場合など、どうしても営業マンに伝えなければならない場合には、別の理由を作るという方法があります。

以下の様なものです。

  • 家の建築を依頼した住宅会社の指定した引越し業者で契約しなければならなくなった
  • 引越自体がなくなった

です。

ポイントは自分の意志ではなく、原因を外に持っていくことです。

「じゃあ仕方ないな」と思わせるわけですね。

「住宅会社」以外には「不動産屋」や「大家さん」など、今後も付き合っていく相手が説得力ありますよ。

見積もりを取った時点ではわかっていなかったことだということをアピールしましょう。

「引越し自体がなくなった」の場合は理由として家族の病気や転職など、引越しを断念するに相応しいものを考えておく必要があります。

これらは平たく言えば「嘘」ですが、誰かを傷つけるものではありません。

どうしても嘘を付くのは嫌だという場合は、以下の方法があります。

③他人に任せる

ここで言う他人とは、本命の(実際に契約する)引越し業者のことです。

契約の条件として、代わりに断りの連絡をしてもらうように言うんですね。

意外なことですが引越し業界ではよくあることなので、断ることに悩んだらまずは本命の引越し業者に相談するようにしましょう。
 


 
[st-kaiwa1]以上、今回は引越し見積もりの複数業者の訪問時間をずらすべき理由と、断る方法を紹介しました。

一括見積もりサイトを利用する場合には今回の内容が役に立つ時があるので、参考にしていただければと思います。

それでは、しっかりと準備をして良い引越しをしてくださいね。[/st-kaiwa1]

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