ゆうパケットとは?
「ゆうパケット」は郵便局の配送サービスの一つで、小型の荷物を送るのに適したサービスです。
昔はゆうパケットを使えるのは企業のみでしたが、最近になって個人でも送れるようになりました。
郵便の手軽さを宅配便の便利さを足して割ったような使い勝手で、オークションやフリマアプリの発送にピッタリのサービスです。
参考:https://www.post.japanpost.jp/service/yu_packet/index.html
ゆうパケットの料金
厚さ1cmまで:元払い250円、着払い271円
厚さ2cmまで:元払い300円、着払い321円
厚さ3cmまで:元払い350円、着払い371円
ゆうパケットのルール
大きさ
ゆうパケットで送れるのは3辺の合計が60cm以内かつ長辺が34cm以内の荷物です。
厚さは最大で3cmまで、重さは1kgまでです。
ゆうパケットで送れないもの
現金、信書は送ることができません。
ゆうパケットが向いているもの
CDやDVDなどのメディア、本、服、化粧品など。
オークションやフリマアプリで売られているものの多くがゆうパケットで送ることができます。
ゆうパケットのメリット
料金が分かりやすい
ゆうパケットの料金は全国一律です。
金額は厚みでしか変わらないため、送料の計算が簡単です。
郵便ポストから送れる
ゆうパケットは郵便局の窓口以外にも、郵便ポストからの投函でも送ることができます。
窓口が空いている時間以外にも近くのポストから送れるのでとても便利です。近くに郵便局がないという人でも使いやすいです。
切手で支払える
ゆうパケットの料金は手紙と同じように切手で支払いできます。
「切手で支払ったところで何が変わるの?」と思うかもしれませんが、切手は金券ショップなどで額面以下の金額で販売されています。
一度や二度の利用ではあまり違いはないかもしれませんが、頻繁にゆうパケットを利用するなら切手を使うことで送料を節約できます。
切手を用意しておけば郵便局の窓口に行かずともポストから送れるのもメリットです。
受け取りやすい
ゆうパケットは郵便受けに配達されます。
宅配便のように在宅しておく必要がなく、再配達の手間もありません。
追跡対応
ゆうパケットが普通の郵便と違うのは、宅配便のように追跡ができるというところです。
問い合わせ番号を使えば荷物の追跡ができるため、郵便を利用するよりもずっと安心です。
土日も配送対応
ゆうパケットの配送は土日祝日も行われています。
曜日によって配達日数に違いが生じる心配が少なく、いつ頃届くのかが分かりやすく安心です。
着払いも可
ゆうパケットでは着払いもできます。
ただし、料金は元払いよりも少し高くなるため注意が必要です。
ゆうパケットのデメリット
ゆうパケットには荷物が紛失した際の保証はありません。
郵便受けに配達される以上、盗難の可能性がまったくないとは言えません。
高価なものを送る場合は、保証があり、直接本人の手に渡る配送方法を選択しましょう。
ゆうパケットの使い方
シールを入手
ゆうパケットを利用する際は、専用のシールを封筒に貼って送ります。
ゆうパケットのシールは郵便局の窓口で配布しています。
まとめて何枚かもらっておくと便利です。
シールに記入
シールに印刷されている案内に従って、届け先と依頼主の住所と名前を記入します。
シールの一番下にあるお問い合わせ番号は送り主が保管するものです。追跡ができるよう、必ずはがして手元に残しましょう。
荷物を送る
シールを封筒に貼り、郵便局の窓口か郵便ポストから送ります。
ポストから送る場合は必要分の切手を貼りましょう。
ゆうパケット(おてがる版)とは?
おてがる版はヤフオクのサービスです。
基本的にはゆうパケットと同じサービス内容ですが、送料が安く205円で送ることができます。
おてがる版はヤフオクでしか使えませんが、メルカリには「ゆうゆうメルカリ便」という似たようなサービスがあります。
ゆうパケット以外の小型荷物配送サービス
小型荷物を送るサービスは他にもいくつかあります。代表的なものと料金を簡単に紹介します。
・レターパック(360円、510円)
・クリックポスト(164円)
・ゆうメール(180円~)
・定形外郵便(120円~)
・第三種郵便物(雑誌のみ)
・ミニレター(25gまで)(62円)
・らくらくメルカリ便
・ゆうゆうメルカリ便
上手に使って送料を節約
ゆうパケットはCDや本、洋服などの小型荷物を送るのにピッタリのサービスです。
料金体系がわかりやすく、荷物の追跡ができるため、オークションやフリマアプリの荷物を送るのに特に向いています。
また、安く入手した切手で料金を支払えば節約にもなります。頻繁に荷物を送る場合は、切手を上手に利用して送料を節約するのがおすすめです。
ゆうパケット以外にも、小型の荷物を送ることのできるサービスはいろいろあります。サービスによってそれぞれ料金や特徴、ルールなどが少しずつ異なります。その荷物にあったサービスを利用するよう使い分ければ、送料をもっと節約できるようになります。
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