ドラム式洗濯機の引越しで使うボルト(固定金具)がない時は?水抜き方法も

ドラム式洗濯機(パナソニックcuble)の画像 引越し

ドラム式乾燥機(Miele)の画像

ドラム式洗濯機を持っていて、引越し先まで運んでもらいたい場合には注意が必要です。

買った時に付属品として同梱されていた輸送用ボルト(固定金具)の存在を知っていますか?

もし「なにそれ」と思った場合は急いでボルトがあるか確認しましょう。

無いとかなり困ることになります。

今回はドラム式洗濯機の引越しの際に使うボルトがない時の対処方法や、水抜き方法を紹介します。

1.ドラム式洗濯機の引越しで使う輸送用ボルトとは?

ドラム式洗濯機を引越しで運ぶ場合、「輸送用ボルト」が必要になります。

↓ドラム式洗濯機の輸送用ボルト(固定金具)
ドラム式乾燥機の輸送用ボルトの画像

ドラム式乾燥機の輸送用ボルト取り付け位置の画像

ドラム式洗濯機は構造上、揺れや傾きに弱い特徴があります。

そのため、引越し等で運ぶ場合は洗濯槽(ドラム部分)が本体内で動かないようにするための固定金具が必要なんです。

もし運んでくれたとしても、故障した場合は保障してくれません。

運ぶことになった場合は「故障した場合は自分で有償修理に出す」ことを承諾する記名と印鑑が必要になることが多いですね。

 

2.ドラム式洗濯機の輸送用ボルト(固定金具)がない時はどうする?

もし輸送用ボルト(固定金具)がない場合は、以下の対応があります。

  • 自分の家のドラム式洗濯機メーカーに問い合わせて取り寄せる
  • 友人知人親戚に聞いて同じメーカーのドラム式洗濯機の固定金具を貸してもらう
  • ネット通販で探して購入する
  • ネットオークションで購入する
  • オークションやリサイクルショップに売却して新居用に新しく買う

※毛布などを下部から突っ込んで固定するのはやめたほうが良いです。

順番に説明していきますね。

①ドラム式洗濯機メーカーに問い合わせて取り寄せる

お使いのドラム式洗濯機メーカーに問い合わせ、輸送用ボルトを取り寄せることが可能か確認しましょう。

引越し当日までに手元に届くかどうかを聞いておくことが大切です。

②友人知人親戚に聞いて同じメーカーのドラム式洗濯機の固定金具を貸してもらう

友人知人や親戚にお使いのドラム式洗濯機と同じメーカーのものを使っている人がいるか聞き、見つかれば貸してもらえるように頼みます。

使い終わったら忘れずに返すようにしましょう(^^)

③ネット通販で探して購入する

ネット通販では、各メーカーの輸送用ボルトが売っています。

↓ネット通販での輸送用ボルトの検索結果
ドラム式乾燥機の輸送用ボルト通販の検索結果画像

対応機種を確認して、使えることが確認できれば注文しましょう。

ショップに在庫があればこの方法が最も早いですね。

④ネットオークションで購入する

ヤフオクやメルカリなどのネットオークションでもドラム式洗濯機の輸送用ボルトが出品されています。

↓ネットオークションでの輸送用ボルトの検索結果
ドラム式乾燥機の輸送用ボルトのヤフオク検索結果画像

ドラム式乾燥機の輸送用ボルトのメルカリの検索結果画像

オークションの場合、足元を見て値段が高く設定されている場合もありますので、現在の入札価格等を確認してから入札するようにしましょう。

⑤リサイクルショップに売却して新居用に新しく買う

現在使っているドラム式洗濯機を新居に持っていくのではなく、売却または処分してから引越しをして、新しい機種に買い換える方法も有効です。

ドラム式乾燥機をリサイクルショップに売却した画像

また、引越し業者によっては家電等の買い取り業者を紹介してくれるサービスもありますので、営業担当に相談してみてください。

もし機種が古く、処分しても構わない場合はお住いの自治体の粗大ごみ収拾サービスを利用すると無料で(もしくは低額で)持って行ってくれます。

⑥ドラムの隙間にタオルや毛布を挟むのはやめたほうが良い

ドラム式洗濯機の下面から隙間にタオルや毛布を突っ込んでドラムが揺れて動かないようにする方法がネットで紹介されていることもあります。

しかし、ドラム式洗濯機の下面の隙間は非常に狭く、タオル等を入れ込むことは難しいのでやめたほうが良いです。

ドラム式洗濯機は揺れや傾きに弱く繊細なため、下面からタオルを突っ込む作業で故障してしまう可能性があります。

また、前面ドアを開いたところにあるパッキンをめくると隙間がありますが、この隙間にタオル等を入れても構造上、ドラムの動きを抑えられまえん。

↓前面ドアを開いたところにあるパッキン(内部にゴミが溜まりやすい)
ドラム式乾燥機のドア部分のパッキンの画像

やはり、何とかして輸送用ボルトを探すほうが良いです。

3.ドラム式洗濯機の水抜き方法

では、次にドラム式洗濯機の水抜き方法を解説します。

  1. 給水ホースの水抜き
  2. 本体の水抜き
  3. 排水ホースの水抜き

手順ごとに見ていきましょう。

①給水ホース内の水抜き方法

給水ホースの水抜き手順は以下の通りです。

  1. 給水ホースが繋がっている水道の蛇口を閉める
  2. 給水ホースを取り外す
  3. ホース内に残った水を出す

ドラム式乾燥機の給水ホースの外し方画像

以上です。

給水ホースを取り外す際に水が溢れるので、タオルをあてて行うようにしましょう。

②洗濯機本体の水抜き方法

洗濯機本体には水はほとんど残っていませんが、ドラム式と全自動式いずれも以下の方法で本体の水抜きを行うことが出来ます。

手順は以下の通りです。

  1. 洗濯機の電源を入れる
  2. 水道の蛇口を閉める
  3. スタートボタンを押して動かす
  4. 1分間動かしたら電源を切る(この時点で洗濯機本体に残っていた水が洗濯槽内に集まる)
  5. 再び電源を入れる
  6. モードを選択して「脱水」する

以上で洗濯機本体の水抜き完了ですね。

③排水ホース内の水抜き方法

最近の洗濯機はドラム式と全自動式どちらも排水ホースの仕組みはほとんど同じです。

排水ホースを取り外して中の水を出しましょう。

ドラム式乾燥機の排水ホースの取り外し方の画像

ホースを取り外す際に水が溢れることがるので、タオルと洗面器を用意しておくと良いですね。
 

その他、毎日のお手入れで掃除するフィルター類もキレイにしておくと良いでしょう。

以上でドラム式洗濯機の水抜き完了です。
 


 
[st-kaiwa1]以上、今回はドラム式洗濯機の引越しで使う輸送用ボルト(固定金具)がない時の対処法と、引越し前の水抜き方法を紹介しました。

ドラム式洗濯機は全自動洗濯機と比べて大型で、重いため設置も大変です。

全自動洗濯機を使っていて、ドラム式洗濯機を検討している場合は、引越しの予定が数ヶ月先にあるようでしたら引越してから買い換えることをおすすめします。

ですが、現在の洗濯機が壊れて洗濯ができない場合は今買い換えて、頑張って引越しをするようにしましょう。

その際は今回紹介した輸送用ボルトをなくさないように注意してくださいね。

ボルトをなくさないこと、水抜きが必要なことを確認していただき、引越しに備えてください。

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