引越しで使うプチプチの名前は?値段やどこでもらえるor購入できる?使い方も

引越しのプチプチの画像 引越し

引越しのプチプチの画像

引越しの梱包で割れやすいものなどを包むのに使うプチプチしたシート。

アレの名前をご存知ですか?

よく通販で家電などを買うとプチプチに包まって送られてきますよね。

では、引越しでたくさん使いたい場合はどこで購入できるんでしょうか?

値段は?凹凸とツルツルの面があるけど、使い方はどうしたらいいの?

色々と疑問が出てきます(^^)

今回は何かと気になるプチプチについて解説します。

1.引越しで使うプチプチの名前は?

プチプチでパソコンを梱包した画像

引越しの時に使う「プチプチ」の名前は、「気泡緩衝材(きほうかんしょうざい)」です。

川上産業株式会社は自社の製造する気泡緩衝材を「プチプチ」という名前で商標登録していますが、それ以前から一般的に「プチプチ」と言われていました。

商品名が有名になったパターンではないんですね。

ただし、川上産業は気泡緩衝材を日本で最初に売り出した企業とされており、同社のプチプチが全国シェアナンバーワン(50%)です。

そのため、川上産業の商品が浸透してプチプチと呼ばれるようになり、同商品の名前に採用したというのが流れですね。

気泡緩衝材を発明したのはエアープロダクツ社(アメリカ)の壁紙製造技術者です。

壁紙製造の際に温度を間違えるミスによってビニールクロスに気泡ができてしまったのがルーツだと言われています。

その不良品を単に廃棄せずに気泡緩衝材として商品化、1960年に専門会社まで設立しました。

最初の気泡緩衝材は「Bubble Wrap(バブルラップ)」と名付けられ、世界中で使われています。

2.引越しで使うプチプチの値段は?どこで購入できる?

ロール状のプチプチの画像

引越しで使う一般的なプチプチは、

  • サイズ(幅・長さ)
  • タイプ
  • 一度に購入する数

によって値段が違います。

「タイプ」は柔らかいもの〜コシが強く崩れにくいものまで段階的に別れていますが、見た目では区別できません。

ネット通販の販売店では、サイズやタイプを分かりやすく表示しています。

サイズ、タイプ及び価格の目安、販売店を表にまとめてみました。

一般的な引越しに使われるタイプ

  • 下表は気泡緩衝材シェアナンバーワンの川上産業「プチプチ(ダイエットプチシリーズ)」の販売情報です
  • 下表の項目「タイプ」は、d35〜d42と数字が大きくなるほどプチプチのコシが強く丈夫です
長さ タイプ 税込価格 販売店
120cm 42m d35 980円 楽天市場
120cm 42m d36 1922円 楽天市場
120cm 42m d37 1300円 楽天市場
120cm 42m d38 1770円 楽天市場
120cm 42m d40 2179円 楽天市場
120cm 42m d42 3300円 楽天市場

 

幅をカットして売られているタイプ

長さ タイプ 税込価格 販売店
30cm 42m d36 1360円 Amazon
40cm
3ロール
42m d38 2900円 Yahoo
ショッピング
60cm 42m d35 1480円 楽天市場
60cm 42m d38 1000円 楽天市場
60cm
2ロール
42m d36 2470円 Yahoo
ショッピング
60mm 10m d36 990円 楽天市場

 

お菓子など繊細で壊れやすいものに使われるタイプ

  • 薄くて柔らかく軽量
  • 下表の#20と#37はより柔らかく軽量になっています。
長さ タイプ 税込価格 販売店
120cm 84m #20 4100円 Yahoo
ショッピング
120cm 42m #37 2200円 Amazon

 

用途によってタイプを選んで買うことが出来るんですね。

一般的な引越し作業には、d35のタイプが最も使いやすく、適度な強さがあるため人気があります。

d35は多く使われるため値段も安いですね。

上表のように、サイズやタイプによって値段が変わりますが、必ずしもタイプ(d35〜d42)の数字が高いほど高価になるわけではないんです。

販売店の在庫状況や時期によっても価格は変動するので、購入する際は実際にネットショップで検索し、価格を確認してから購入するようにしてください。

また、「こんなにたくさん要らない」という場合は、ホームセンターで短いロールや切り売りをやっています。

60cm✕20mで600〜1000円程度です。

120cm✕42mのロールを買うよりも割高ですが、余って処分することを考えたらホームセンターで買うほうがいいですね。

4.引越しで使うプチプチはどこかでもらえるの?

街の電気屋さんの画像

プチプチは、引越し業者の梱包資材セットの中に含まれていることがあります。

引越し業者による訪問見積もりの際に、契約してくれたら梱包資材セット(ダンボールやテープ等)をあげますというケースがあるんです。

その場合、その引越し業者で実際に引っ越しを行えばタダでもらえることになりますね。

ただし、契約しない場合や、一旦契約しても他社に乗り換えた場合は返却するか代金を支払う必要があるので注意しましょう。

また、地域の電気屋さんや自転車屋さん等であまったプチプチをくれる場合もあります。

ほんの少し欲しいという場合は120cm✕42mもあるロールを買うのはもったいないので、近所の電気屋さんを探すと良いですね。

いつもプチプチが余っているとは限りませんが、大型の荷物を扱うお店にはある可能性が高いです。

5.引越しで使うプチプチの使い方

プチプチで繊細な部品を包む画像

プチプチには凹凸がある面と、ツルツルした面がありますよね。

どちらを内側に向け、どちらを外側に向けるべきなのか迷うかと思います。

しかし、明確な決まった使い方があるわけではありません。

目安としては、完成した模型など、表面が繊細なものはツルツルした面を内側にしたほうが破損を防ぎやすいです。

また、包んだ後に布素材の箱など滑りにくいものに入れる場合は逆にツルツルした面を外側に向けたほうが良いですね。

では、繊細なものを滑りにくいものに梱包したい場合はどうすれば良いかというと、両面がツルツルしたタイプが最適です。

真ん中にプチプチがあって、両側にツルツルしたシートで挟んだ三層式のプチプチがあるんですよ(一般的なプチプチは二層式)。

↓二層タイプと三層タイプ(H37)のプチプチの断面
プチプチの断面画像

包むものによって臨機応変に使ってみてください。
 


 
以上、今回は引っ越しで使うプチプチの名前や値段、使い方等についてでした。

同じようにみえるプチプチにも実は色んなタイプがあるいんですね(^^)

値段は販売店によって同じものでもかなり違うので、ロールで買う場合は必ず多くのショップを確認してから買うようにしましょう。

この記事を参考にしていただき、引越しの梱包準備がスムーズにいくことを願っています。

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