引越しは何事もなく無事に完了することはもちろんですが、
できるだけ安く済ませたいですよね。
引越し業者を決める際、
必ずと言って良いほど行われるのが訪問見積もりです。
部屋がものすごく汚い場合、
事前に片付けるかどうか迷うんじゃないでしょうか。
「片付けなくても運ぶものの量は変わらないし、
引越しが終わったらもう一生合わないから片付けは不要」
という気持ちも分かります(^^)
しかし、
面倒だからと言って片付けないまま引越し業者に訪問されると、
高い見積もりが出てくる可能性があるんです。
さらに良くないことが起こるかも・・・
ということで今回は、
引越し見積もり訪問で部屋が汚い状態は
不利になることについて掘り下げていきます。
後半では、
汚い部屋を片付ける方法も紹介します。
1.引越しの見積もり訪問で 部屋が汚いと不利になる
引越しの見積訪問で
部屋が汚い状態だと
高い見積もりが出てくるんです。
ここでは
なぜ高い見積もりが
出てくるかを見ていきます。
①部屋が汚いといい加減な人だと思われる
部屋が汚い状態で
引越し業者が訪問に来ると
気まずいし恥ずかしいですよね。
引越し業者は
そのような部屋に住んでいる人は
概していい加減な人だと
認識するそうです。
いい加減な人は中々決断が出来ず、この部屋の中のどれを新居に運び、どれを捨てるのか曖昧なケースが多いと言われています。
実際、部屋が汚いままでは、必要なものと要らないものを正確に伝えきれませんよね。
その場合、引越し業者は相場よりも高い見積もりを出してきます。
態度や言葉には出しませんが、断るならどうぞと言わんばかりです。
お客さんは汚い家に招いた負い目から弱気になり、交渉せずに断るか、高い金額を受け入れて契約するケースが多いんですよ。
そうならないためにも、事前に片付けておくほうが良いですね。
②部屋が汚いと物が多く見える
部屋が汚いと、片付いている部屋に比べて物が多く見えてしまいます。
引越し業者は、いま部屋にあるものをダンボールに入れた時に何箱分になるだろうか?
ということを見ていくんです。
部屋が散らかっているだけで実際よりも多めに数えられるということにつながりますね。
また、上で書いたように、いい加減な人だと言う印象もあるため、引越し当日に変更や追加も出ると想定されてしまい、とんでもなく高い金額を出してくる可能性もあります。
見た目の印象が与える影響を考えたら、部屋を片付けずに業者を呼ぶのは非常に不利なことだと分かりますね。
③部屋が汚いと業者から断られることも
見積もり訪問時に部屋が汚いと、当日も荷造りできていないことを予感させてしまいます。
業者が段ボール詰をすることを想定してめちゃくちゃ高い見積もりを出すことが多いですが、3月や4月の繁忙期には引越しを断られてしまうこともあるんです。
次のお客さんの予定もありますからね。
反対に、見積もり訪問前に片付けをしておくことで印象はガラッと変わり、割安な見積もりをしてくれることにもつながります。
④部屋が汚いと引越しの際に大切なものが壊れる?
引越し業者は常に時間と戦っています。
見積もり時に部屋が汚かったお客さんは当日にも何か追加や変更がある可能性が高いため、段ボールの中身によらず素早く作業します。
見積もり時に壊れやすいものや貴重なものを運ぶことを伝えておけば対処できますが、部屋が汚い状態ではそう言った指示もなかなか出せないですよね。
事前に必要な情報を伝えられていない場合は、引越し時にものが壊れても補償してもらえないケースがあります。
そうならないためにも、見積もり訪問時にはきちんと片付けをして、業者に分かりやすいように伝えるべきことをきちんと伝える必要があるんですね。
貴重品等が壊れても補償されないケースについては、国土交通省サイト内の「標準引越運送約款」第二十四条2項」に記載があります。
※「標準引越運送約款」は、一般的な引越し業者が使用している契約書の雛形で、多くの業者は変更せずに使っています。
2.引越し見積もりで不利にならないためにやっておくべきこと
上で紹介したことを踏まえて要点をまとめます。
- 引越し業者が何を運んで何を運ばなくて良いか整理しておく
- ものが多く見えないようにジャンルごとに分類して揃えておく
- 壊れやすいものや貴重なものは見積もり訪問時に見せて伝えておく
以上は、部屋が汚い状態では難しいことですよね。
基本は見積もり訪問までに部屋を片付けておくということです。
当日は伝えるべきことをきちんと伝えるだけの状態にしておきましょう。
引越し業者の見積もり訪問時に伝えるべきこととして、以下の項目を抑えておくと良いです。
- 引越し日時
- 引越し先の正確な住所
- 運んでもらうものの中で壊れやすいものや貴重品など
- 今部屋にあって業者が運ばなくて良いもの
- 今部屋に無くて業者に運んでほしいもの
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3.汚い部屋を簡単に片付ける方法
以下を順番にやっていくと簡単に片付けができます。
【汚い部屋を簡単に片付ける手順】
- 必要なものと要らないものを分ける
- 見られたら嫌なものを収納する
- 同じジャンルのものを一箇所にまとめる
- 大きなものから片付けていく
- 荷造りのしやすさを考慮しない
順番に説明していきます。
①必要なものと要らないものを分ける
最初にすることは、必要なものと要らないものを分けることです。
散らばっているものを一度中央に集めて、いるものと要らないものの2種類に分けましょう。
要らないものかどうか判断できないものは、とりあえず「要らないもの」の方に置くと決めてどんどん進めると良いです(^^)
②見られたら嫌なものを収納する
手紙や写真など、引越し業者の人に見られたら嫌なものは収納しましょう。
女性がいる家の場合、一番気まずいのは脱いだ衣類ですね。
目のやり場に困ると思います^^;
食べ物の残り物などは、まだ食べられたとしても捨てる勇気!
③同じジャンルのものを一箇所にまとめる
本や雑誌、文房具などは何箇所かに分かれてしまいがちですが、「他の場所にあるはずない」と言えるくらいにこだわってまとめることをお勧めします。
これだけでかなり印象どが変わりますよ。
使い勝手がよくなり、見た目もアップするのでおすすめの整理法です(^^)
④大きなものから片付けていく
クローゼットなど収納部屋にものを入れる際、大きなものから順番に奥へ入れていくと良いです。
例えば、畳んだ布団やスーツケースなどですね。
より小さなものが最初に入っていたら、いったん取り出してから大きいものを入れて、しまい直します。
小さなものは大きなものの隙間隙間へ入れていけば、これまでよりも多くのものを同じ場所に片付けることができますよ。
⑤荷造りのしやすさを考慮しない
見積もり訪問は、引越し日の数ヶ月前ですよね。
まだ引越しまで普通の生活が続くわけです。
荷造りのしやすさを考慮してし片付けると、それを崩すのが嫌で生活が堅苦しくなりストレスです。
荷造りは引越し業者と無事契約した後からゆっくり行えば良いです。
急ぐ必要はないので、大胆に整理整頓をして見積もり訪問を迎え入れてください。
以上、今回は引越しの見積もり訪問で部屋が汚い状態は不利だと言うことを紹介しました。
目次 ~この記事に書かれていたこと~
事前に部屋を片付けて、ゆとりを持った状態できちんとした指示をしてくださいね。
この記事を参考にしていただけたら嬉しいです。
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